白木屋資料館

会津若松市にある白木屋資料館は、会津漆器の歴史や文化を紹介する魅力的なスポットです。白木屋は江戸時代から続く老舗の漆器屋で、その伝統や技術が今もなお受け継がれています。資料館は、そんな会津漆器の歴史と文化に触れることができる貴重な場所です。

資料館には、江戸時代から現代に至るまでの会津漆器の道具や作品が展示されています。その中でも特に見応えがあるのが、江戸時代の作品です。当時の職人たちが、手間暇をかけて作り上げた漆器の美しさは圧巻です。また、会津漆器には独自の技法があり、それらの技法を用いた作品も展示されています。展示物を見て、その技術や美しさに感嘆すること間違いありません。

2階は漆器の展示や販売コーナーとなっています。展示されている漆器は、どれも職人たちの熟練の技によって作り出されたものばかりです。特に、現代の作品は伝統を継承しながらも新しいデザインや技術を取り入れたものが多く、見ているだけでわくわくしてきます。また、販売コーナーでは自分だけのお気に入りの漆器を手に入れることもできます。

資料館が入っている建物は、大正2(1913)年に建てられた洋館です。外観は、当時の趣を残しつつも洋風の建築物としても美しい印象を受けます。建物の内部も重厚感のある造りで、漆器を展示するにふさわしい雰囲気が漂っています。

会津漆器は、その美しさや独自の技法から、国内外から高い評価を受けています。その魅力を余すことなく紹介する白木屋資料館は、会津漆器に興味がある人はもちろん漆器に興味のない人でも訪れる価値がある場所です。

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