南会津町の奥会津博物館は、約23,000点もの貴重な民具を収蔵している魅力的な博物館です。その目的は、奥会津地方の伝統文化を保存・伝承することにあります。この博物館には、歴史的な物品から現代の工芸品まで、さまざまな種類の民具が展示されています。
奥会津歴史民俗資料館では、馬宿、染屋、旧猪股家住宅、旧山王茶屋などを移築し、木地小屋、炭焼小屋などを再現しています。これらの展示物は、奥会津の伝統文化や生活様式を知る上で非常に貴重な情報を提供してくれます。また、展示物だけでなく、解説板やビデオ映像などを通して奥会津の文化や歴史を詳しく学ぶことができます。
博物館には、民具だけでなく絵画や写真・工芸品なども展示されています。中でも、奥会津地方で有名な「会津漆器」や「西川織物」など伝統工芸品が多数展示されています。これらの展示物は奥会津地方の工芸品の魅力を存分に味わうことができます。
博物館の周辺には、美しい自然が広がっており、博物館から見える周囲の山々は絶景です。奥会津の自然と文化を同時に体験することができます。
奥会津博物館は、奥会津地方の文化や歴史を知る上で、非常に重要な施設です。23,000点もの民具を収蔵することで、奥会津の伝統文化を次世代に伝えることに尽力しています。また、移築された建物や再現された小屋など、展示物だけでなく建築物も見どころのひとつです。奥会津博物館を訪れることで、奥会津地方の文化や歴史そして自然と触れ合うことができます。
